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医療機器の紹介

高気圧酸素治療装置

高気圧酸素治療装置
セクリスト社(米国)

治療時間・回数
    月曜日~土曜日  午前8:50 ~ 午後5:00  1クール(10回)~2クール (1時間/回) 


高気圧酸素療法【HBOThyperbaric oxygen therapy
高気圧酸素治療装置には第1種装置と第2種装置があります。

1種装置
患者1名をタンクに収容し純酸素で加圧を行い、純酸素を直接吸入し治療を行う装置。

2種装置
患者数名とスタッフを同時に大型タンクに収容し、空気で加圧を行い、マスクを介して患者のみ純酸素を吸入し治療を行う装置。

当院では第
1種装置を用いて治療を行います。
 
SECHRIST-2800J(エア・ウォーター株式会社)


高気圧酸素治療ってなに?


今、みなさんが生活している気圧は大気圧と呼ばれるもので
1気圧と言い、その中で私たちは生活しています。高気圧酸素治療では専用の機械に入り、100%の酸素で2気圧(水深10mと同じくらいの圧力)まで加圧し体の中に生じた酸素不足の状態を改善する治療法です。
私たちは呼吸をする事で酸素を吸入し、二酸化炭素を吐き出しています。呼吸によって吸い 込まれた酸素は、血液中のヘモグロビンという酸素を運んでくれる組織と95%以上結合し全身に送られます。このヘモグロビンと結びついている酸素を「結合型酸素」と言います。
体は100%の酸素を吸うことで、ヘモグロビンがほぼ100%酸素と結び付きます。しかし、  ヘモグロビンの量以上の酸素を運ぶことは出来ないので、体全体、あるいは体の一部分に酸素が不足した状態になっても普段取り込んでいる量より多くの酸素を送り込むことは出来ません。
高気圧酸素治療では、高気圧下で酸素を吸うため、圧力に比例して体内の血液に酸素が溶け 込みます。これを「溶解型酸素」といいます。溶解型酸素は高い圧力をかけることで直接血液中に酸素が溶けるので、赤血球の数に関係なく、血液中の酸素量を増やすことができます。
溶解型酸素は結合型酸素よりも小さいので、末梢血管や毛細血管など細い血管まで酸素を運ぶことができ、あらゆる低酸素状態の改善を図ります。

どんな効果があるの?

   高酸素化
溶解型酸素が1015倍に増加し、組織内酸素分圧は治療後24時間上昇したままです。溶解型酸素増加により末梢まで酸素が運ばれます。
   血管収縮
低酸素化を起こすことなく、頭蓋組織内圧力を減少させます。また、浮腫の抑制にも効果があります。
   気泡縮小
腸閉塞(イレウス)では圧力によって腸内のガスや容積が小さくなり、腸の働きを改善します。減圧症では血管内に微小な気泡が発生します。気泡は血液を固めてしまいますので、高圧をかけることによって気泡を血液に溶け込ませ改善を図ります。
   抗菌作用:
酸素の抗菌作用を利用し、細菌の発育を阻害する抗菌効果があります。
   新血管作成
通常よりも血液中に大量の酸素が流れることにより、新しい毛細血管を形成し、血流障害となった組織に酸素を与えます。
 

治療中はどんな感じ?

      治療中はスタッフが1名付き添いますので、安心して下さい。
タンク内でも会話はできますし、テレビもご覧になることができますのでリラックスして 治療できます。
治療中は高圧がかかるので、耳が痛くなることがあります。山に登った時やトンネルに入ったときなどと同じような耳が遠くなるような現象が起きます。その際は耳抜きをしていただきます。

~耳抜き方法~
   唾を飲み込む。
   大きく口を開けてあくびをする。
   鼻つまんで、鼻をかむようにゆっくりと空気を送る。

治療時間はどれくらい?

治療時間は160分(2気圧時)で行っております。加圧、減圧の際にゆっくり行いますのでトータル7080分程度の治療時間となります。
1クール10回で日曜日を除き、連日行います。(外来治療の際は、祝日は行いません)

注意する点は?

高気圧酸素療法では、貴金属類や引火性のある物の持ち込みは絶対にできません。湿布などを貼っている際には剥がして治療していただきます。整髪剤(ヘアートニック、ヘアークリームなど)や化粧品・香水をつけたまま装置内に入ることは出来ません。
治療を受ける際には、こちらで用意した患者着に着替えて施行いたします。ロッカーを用意しておりますのでご利用下さい。

持ち込み禁止(例)
マッチ、ライター、カイロ、補聴器、腕時計、携帯電話、鍵、ネックレス、指輪、ピアス、湿布、軟膏等、セルロイドなどの化学繊維、ウール・ナイロン・テトロンなど静電気が起きやすい衣類

 

高気圧酸素治療の適応

救急的適応疾患(発症後1ヶ月以内・一連につき限度7回)

ア 空気塞栓

その他(一連につき限度10回)

ア 急性一酸化炭素中毒、その他のガス中毒(間歇型を含む。)
イ 重症軟部組織感染症(ガス壊死、壊死性筋膜炎)、又は頭蓋内膿瘍
ウ 急性末梢血管障害
  (イ)重症の熱傷又は凍傷
  (ロ)広汎挫傷又は中程度以上の血管断裂を伴う末梢血管障害
  (ハ)コンパーメント症候群又は圧挫症候群
エ 脳梗塞
オ 重症頭部外傷後、若しくは開頭術後の意識障害又は脳浮腫
カ 重症の低酸素脳症
キ 腸閉塞

その他(一連につき限度30回)

  ア 網膜動脈閉塞症
  イ 突発性難聴
  ウ 放射線又は抗癌剤治療と併用される悪性腫瘍
  エ 難治性潰瘍を伴う末梢循環障害
  オ 皮膚移植
  カ 脊髄神経疾患
  キ 骨髄炎又は放射線障害